
本日は、不動産を査定してもらうにあたり、査定手法についてお伝えしたいと思います。
●取引比較事例を活用した査定
直近半年から1年以内に近隣で成約したマンションの成約事例をもとに査定を行うのが通常です。
不動産会社によっては、1年以上さかのぼった成約事例を事例として導入する場合がありますが、実際は相場が常に流動的にあるため、直近の成約事例を用いるのが一般的と言えます。
駅からの距離や、方位、所在階、室内の保守状況等をしながら成約事例とご所有不動産について各項目評点付けをします。
その中で、それぞれ算出された評点の合計同士を比較しながら、査定を行っています。
<取引比較事例法>
ご所有マンション 70㎡(約21.17坪)
成約事例
近隣マンション 65㎡ 成約価格1,570万円(成約坪単価 80万)
成約事例の査定加点ポイント 合計 90点
ご所有不動産の査定加点ポイント 合計100点の場合
成約坪単価80万×(所有不動産100点÷成約事例90点)×所有不動産21.17坪
=1,881万
査定金額は1,881万と算出されます。
あくまで基準となる価格ですので、販売活動開始にあたっては、
戦略的に成約が想定されるマーケット価格を考えながら販売開始価格の設定をする必要があります。
査定の仕方を知っておくと、不動産の見方が少し変わるかもしれませんね♪
次回、賃貸中の不動産を所有している場合の査定について、解説させて頂きたいと思います。
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